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昔　西村君に焼いてもらったぐい吞みを　イカの足の柔らかいところだけを使用して　



今日のお昼は昨日の代休でお休みを　そこで朝から　必死に冷蔵庫を整理整頓　隅々どこに何があるのか頭にインプットして
普段は超強気に仕入れて　それをいかにスピーディーに段取り良く仕事できるかに取り組むのだが

今週だけは魚はほとんどを水槽に活かしたままピチピチ　　食材はたっぷり揃ってる万代の冷蔵庫
手間暇をかけ　こんなパターンの仕事　あんなパターンの仕事と　若い世代にも色々と伝えていかなくてはと

今日後輩が　電話でこんな言葉を教えてくれた「質は量で磨かれる」と　このコロナで大変な時期に

親方は親方の　奥さんは奥さんの　従業員さんは従業員さんの真価を問われる気もする



今は電話が鳴ると　ほぼキャンセルですが（４月の予約まで）
何をしても反動というのはやってくるもの　整えよう　準備しよう　当たり前を脱ぎ捨てて

今日最後のお客さんが　まさにおっさん二人でして　最初は店の女性陣が相手をしてくれてたのですが
ラストのお客さんになったので　俺が責任をもって　おっさんがオッサンを接客

これが　なかなか　楽しくてねぇ～　昔の話や　いつの時代でも苦労したり　だまされたり　人間でも綺麗スカッとした人間もいれば

死ぬ前に　自分の人生振り返った時に　さぞ　寂しい　後悔のと思うほど　自分だけ　目先だけの人の話をいっぱい聞かせてもらった　あの警察のポスターにもなったおい小池の　現役から死ぬまでの話まで


３年とらふぐ　水槽に２０匹　泳いでいます　お席も　おそらく　どの日でも　何時でも　何とかします

どうにもならんことがあるのは承知ですが　漁師さん　水産屋さん　の少しでも力になるように　俺は魚を